猪苗代
いなわしろ
Inawashiro

2005/10/04撮影

かつては城下町として栄え、現在では猪苗代、磐梯の観光拠点となっている猪苗代町。猪苗代駅はその玄関口の役割をしています。夏の猪苗代湖への水のレジャー客や、磐梯山への冬のスキーや夏のハイキングなど多くの観光客が訪れます。また、1,000円札でもおなじみ、医学博士の野口英世はここ猪苗代の出身で、湖畔には野口英世記念館（駅より約5Km、バスで10分）があり、生家などが残っています。

駅ホームは相対式の2面2線。昭和35(1960)年に建てられた大きな木造駅舎が特徴的です。優等列車などもほとんどがこの駅に停車し、観光地の駅らしく広い駅前ロータリーには数台のタクシーが常駐しています。ただ、猪苗代町の市街地からは少し距離を置いており、猪苗代町役場は駅より1.5Kmほど離れています。

耶麻郡猪苗代町は明治22年の新町村制施行時より（実際はそれ以前より）ある歴史の古い町です。駅開業時より猪苗代町の中心駅として機能しており、現在に至っています。

民営化後も硬入あり。