竹沢
たけざわ
Takezawa

2008/02/07撮影

竹沢駅は小川町の所属。小川町は明治22年に町制を敷いた古い町ですが、その当時はこの駅近辺は小川町ではなく、竹沢村という行政区でした。昭和30(1955)年に竹沢村を含む3村が小川町に吸収合併されています。

東に1km弱のところに東武鉄道の東武竹沢駅があります。この東武竹沢駅の開業は、竹沢駅より早い昭和7(1932)年7月23日。開業時は竹沢駅と称していましたが、八高線の竹沢駅開業と同時に、東武竹沢駅に改称されています。因みに利用客は、東武鉄道の方が圧倒的に多くなっています。

駅は国道254号線沿いにあり、駅周辺は静かな佇まいです。駅舎を備え、駅舎内には列車待ちの人のために、たくさんの書物が置かれています。

30円の時代より乗車券代用の入場券でしたが、昭和57(1982)年7月26日に常備券が復活しています。その後民営化後も硬入を置いていました。