磐城太田
いわきおおた
Iwaki-Ota

2006/04/29撮影

住所が南相馬市原町区となっている通り、この駅は旧原町市に属していた駅です。駅周囲は田園風景が広がりますが、駅前には商店などが散見され、民家も見られます。国道6号線から約1.5Km西に入ったところに位置していて、車の交通量もそれほど多くありません。

駅ホームは相対式の2面2線で行き違いが可能です。平成11(1999)年3月に現在の簡易な待合室が入り口部分に建てられています。その割りに駅前の広場は大きく、かつて有人駅であった名残をとどめています。両隣の小高、原ノ町とも乗降客数が多く、それに比べこの駅は極端に客数の少ない駅になっており、同じ状況にある桃内駅同様、昭和52年に無人駅になっています。

駅名の太田は開業時の村名に由来しています。駅開業時は相馬郡太田村。太田村は昭和29(1954)年3月20日に原町などとの合併により原町市として市制を施行し消滅しています。原町市は現在は合併により南相馬市へと変わっています。

昭和52(1977)年3月1日無人化。